お知らせ
ペットボトルキャップを再利用した育苗ポットの流通
弊社はこのたびペットボトルの使用済みキャップ(蓋)のリサイクルペレットを最大25%配合した育苗ポットを開発することに成功し、2025年春から店頭に並ぶ一部のポット苗に採用することとなりました。
この取組みは、回収したペットボトルキャップを再原料化し、植物を育てる育苗ポットとして再利用するというものです。
使用済みキャップのリサイクルについては課題も多く、具体的な製品となって市場に流通することは確立しにくいものでした。
今回は、サントリーフラワーズ㈱の苗『本気野菜』シリーズ商品のポットとして採用します。苗は2025年春から全国の園芸店やホームセンターなどの店頭に並びます。
見た目では従来のポットと変わらないのですが、『本気野菜』のラベルの付いた苗はすべて使用済みキャップのリサイクルペレットを最大25%配合したポットとなる予定です。
当社は、化石資源を原料とする製品の製造・販売を主たる事業活動としています。操業当初から事業系排出のリサイクル原料をメインとした製品作りに努めてまいりましたが、今回のように一般消費者から排出されるリサイクル可能な素材についても、今後は可能な限り採用を推し進め、環境負荷の低減とサステナブルな社会づくりに貢献していきます。